kkkkkemari-chan’s diary

先日東京へふらりと行ってみた。

東京へは中学3年生の修学旅行で行ったきりだったので、いつか行きたいいつかは……と思っていたので、金が手に入ったのでふらーりと行ってみた。

金曜夜23時に夜行バスで名古屋を発ち、えんやこらと7時間。途中何度も首がいてぇと寝ては枕代わりのタオルを首筋に詰め、いい加減寝て起きる体力が尽きてきたところでやっと東京へ到着。

生まれて二度目の東京駅、右も左も分からない東京駅へ放り出され、東京観光スタート。

とはいえ朝食も食べていないし顔も洗っていないためトイレを探して東京駅を探索するも、トイレも開いている店もなかなか見つからず。15分程歩き回った末に漸くトイレ発見。そこで一心地つきたかったが朝6時にしてトイレが混雑していたためゆっくり用も足せず、さっさと出るハメに。この時点にて私はもう帰りたくなってました。

そこから7時まで粘ってモーニングをやっている喫茶店が開き始めたので突入。550円にてそこそこ美味しいコーヒー付きモーニングを堪能するも、お腹が猛烈に痛くなってしまったので食べ終えたら早々にトイレへ。このときまだ7時30分。

第一の予定の国会議事堂見学へはまだ時間が有り余っていたので再びトイレを散策。結局東京へ着いて8時半までの2時間弱はトイレ探したりトイレの中で過ごす、結局いつもの過ごし方をしてしまった。

東京駅のトイレは私が簡単に探索した限り、地上1階にはあまり見当たらず、地下街にはそれなりにあった。しかし「東京」と日本の首都の名前を冠する駅のトイレなのに結構汚かったり暑かったりほんのり薄暗かったり……正直トイレには期待はずれだったかな。

その後8時半頃から国会議事堂へ向かうも暑すぎて死にかけてたので割愛。見学受付を探すため国会議事堂を一周したのはダルかったし汗が朝っぱらから滝のように出てしまった。国会の中は厳かで美しくて金がかかっていそうな感じで良かった。いつか国会の食堂へも行ってみたい。

一番印象に残っているのは国会の噴水に一時期鴨の親子が住み着いてしまったという話。税金では餌はやれないから有志の国会議員がエサ代をカンパしていた、なんておそらく質問だかクレームがはいったからかされた補足説明が苦労しているんだなぁと感じさせた。

その後東京駅へ戻り秋葉原へ。

秋葉原は……濃かった。あれが日本で一番のオタクの街か、という印象。でも楽しそうな街でもあった。住みたいとは決して思わないし、頻繁に訪れたいとも思わないけれど、偶に行くのはいいかな。観光で2,3年に一度くらいなら楽しめそう。

そこで濃ゆいラーメン1080円と同人誌2000円分購入。同人誌はもっと買いたいのが有ったけど旅の冒頭からお金を使いすぎるのは良くないと思い節約。今度通販で買おう。でも店へ行って買うのはやっぱりええなぁ。ドキドキする。通販じゃ味わえない。

ラーメンは……豚骨が濃かった、替え玉で吐きそうになったのは久しぶりだった。美味しかったのに気持ち悪くなったのは……本当に美味しいんだろうか？

その後六本木へ移動。新国立美術館の外観と軽く中だけ覗いて鑑賞等は一切せず。ジョジョ展がやっていたので是非行きたかったけど……行きたかったけど……スヌーピーを優先してしまい、行かないという選択をしたことを非常に後悔してしまった。まぁ今となっては結果オーライだと思っているのだが、その当時は非常に後悔が残るなぁとひしひしと感じていた。

4時からのスヌーピーミュージアムに間に合うように移動。4時10分前に到着。私以外みなカップルか。女性同士の連れ合いで来ていた。私だけが男一人。しかもスヌーピーのTシャツを着る張り切りっぷり。しかも汗だく。受付のお姉さんが「まじかよコイツ」みたいな目で私を見ていたり、私の後ろのカップルが私をジロジロ見ていたのを感じて密かなダメージを受ける。このとき東京へ来て一番帰りたくなった。ジョジョにすればよかったとも深く後悔した。

でも入場してからはその気持が一転。すごく楽しかった。スヌーピーに関しては各キャラクターの名前をあやふやだし、今でも誰が誰かわからないけれど、すごくワクワクしたし、興奮した。

展示してあったのは、スヌーピーの各キャラクターの紹介と、そのキャラクターが登場する有名？名作の原画だったのだが、各キャラクターにそれぞれ深い魅力があるのだと分かったし、名作原画もなるほどと思わされるものやニヤッとしてしまうもの、思わずクスリとしてしまうものやゲラゲラ笑ってしまいそうになるもの等、幅広く、見れば見るほど引き込まれていった。ここに来て、もとい東京へ来て良かったと深く思わされた。

最終的にお土産も9000円分も購入してしまった。クッキー＊2とTシャツとポーチと手提げ鞄のようなもの。大満足とともにスヌーピーミュージアムを後にする私。2019年6月には名古屋でもスヌーピー博覧会が開かれるようなのでぜひ行こうと決意。

このときすでに体力は底をつきくたびれてもう宿で寝たいと思いながらも、食事の約束があるので都営大江戸線？で新宿へ。はっきり行って新宿駅はヤバイ。偶然エレベーターが見つけられなければあと30分は迷子になっていたと思う。大江戸線から降りた直後自分が地下三階にいるなんて思いもしなかったもんね。あと人が多すぎる。あれが新宿駅の平常運転なのかと思うと死にたくなるね。できれば二度と行きたくない。

安心お宿でチェックインだけ済ませ、食事へ。有名店へは行かなかったけど美味しかった。

安心お宿が最高であった。カプセルホテルに泊まるのが初めてな私にとって、カプセルタイプのベッドというだけで不安が津波のように押し寄せてきて、それが腹痛という形で私を襲ってきたのだが、結果的には大満足であった。寝られないどころかむしろ寝坊してしまった。ガッツリ7時間以上寝てしまった。

チェックインして説明だけ受けたら、すぐに雨と汗で濡れた服を脱ぎ、館内着に着替える。このときロッカーが貸し与えられるのだが、ロッカーが細長く小さすぎて私の背負っていたリュックはとても入れられず、やむを得ず持ち歩くことに。強いて言えばこれだけが不満だった。

私の部屋は7階だったが、7階で過ごすことはほとんど無く、大半を風呂場と洗濯機がある2階か、寛ぎスペースのある3階で過ごす。くつろぎスペースはジュース飲み放題のカップ自販機が設置してあり、多種多様なジュースを飲めた。私はもっぱらリアルゴールドを堪能した。

それ以外にもマッサージチェアも3台設置してあり、漫画も有名所が沢山置いてあった。味噌汁が飲めるようにもなっており、小腹が空いたらお菓子かフードの自販機も利用できるようだ。（私は今回は利用せず。次回は利用したい。

マッサージも有料で受けられる用になっており、旅の疲れを癒やすための設備がこれでもかと詰められていた。これでお値段が6000円前後だったので是非次回も利用したいと思った。控えめに言って最高だった。

結局その日は風呂入り洗濯乾燥までしてマッサージチェアを3時間程独占していたので寝るのが2時過ぎになってしまった。しかし最高の旅であった。

次回へ続く。

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東京へふらりと行ってみた前編

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